ショパンコンクール2025  二次に進んだピアニストの感想1 WILLIAM YANG

ピアノスクールかなでのカナです!
今日からいよいよ二ショパンコンクールも二次に突入しますね!
二次に進んだピアニストの演奏の感想を書いていきます。

⭐️WILLIAM YANG

めちゃ独特。ノクターンの最初、ヒヤヒヤするドライぶり(笑)。
ドライにサラッと流しているタイプ。

さすがに「これショパン?」って思うほど、サラッと流す部分が多いので、心に深く来ない演奏になりがちなところはある。
けど彼の場合、ヘンテコではない音楽的なスタイルがちゃんとある。音楽は流れている。

音の粒に凸凹がなくていい!変なところでアクセントしない。
全体的に聞きやすいし、美しいところは本当に美しい。

もっと聴いていたいと思わせる、うっとりするような細部も多くて、中毒的に聴き入ってしまう。
これでテクニックがなければただのベタ弾きで終わるけど、ところどころ垣間見えるテクニック。

ワルツが激うまかったし、なんとなくいい意味でかてぃんさんを思い出した。
音楽的につながっていて流れが自然で、歌わせるところは本当に綺麗に歌わせている。聴き入る。

やっぱり聴き入ってしまう人は、細部の自然な美しさへの配慮や才能が垣間見えるせいで、期待して見てしまう。

彼は特に自分ワールドがすごい。
エチュード、ワルツは合っててかっこいい。見続けてよかった。

そこからのエチュードでの演奏は、サプライズがいっぱい。いい意味でも悪い意味でも。
ショパンしているところとそうでないところの差が激しいけど、全体的な音楽性は否めない。
けどこの方は、合否が激しく分かれそう。審査ポイントが気になる。

カナ

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