かなでピアノスクールのかなです。
「ピアノは脱力が大事ってよく聞くけど、どうすればできてるのかわからない」
そんな声をよく聞きます。
肩も手も力んでいないつもりなのに、腕が疲れる・音が硬い・弾きにくい。
その原因は、本当の意味での“脱力感覚”が身についていないからかもしれません。
“げんこつ奏法”で脱力の感覚をシンプルに体感
おすすめは、力を入れずに軽く握ったげんこつを使ってピアノを弾く練習。
小指側の手のひらで鍵盤をポン、と押すように弾いてみます。
このときのポイントは、
- 肩・腕・手首すべてに余計な力が入っていないこと
- 「打鍵の反応だけで音が出る」という接地感覚を覚えること
この練習では指は使わず、手首から先の“重み”を乗せる感覚だけに集中します。
力んでいると音も出ないし、動きもぎこちなくなるので、自分の脱力不足に気づくきっかけにもなります。
指が硬い・手が疲れる人ほど一度リセットしてみよう
力まないつもりで弾いていても、実際にはどこかに力が残ってることが多いもの。
げんこつ奏法を使うことで、自分の“無意識の緊張”に気づくことができます。
この練習を一日一分取り入れるだけで、
脱力の感覚が定着して、音色も響きも驚くほど柔らかくなります。
かな
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