ピアノスクールかなでのカナです!
ピアノの楽しさを深めたい人、もっと音楽性を磨きたい人のために、日々の気づきをシェアしています♪
「音楽と季節感」
いやもう、最近本当に、やっぱりそうだよな……と思ったことがあって。
音楽って、季節によって感じ方が変わるんです。
クラシック音楽のほとんどは寒い国で生まれてるけど、
だからといって「全部冬っぽい曲」なわけじゃない。
実は、夏に書かれた曲もあるし、
演奏するときの季節によって、同じ曲でも印象が変わる。
私、ドイツとアメリカに留学していたとき、本当にそれを実感しました。
例えば、冬にドイツの風景を眺めながら過ごしていると弾いていて「このフレーズ、深くていい…!」と感じていたのが、
夏に日本に帰ると「いや、ちょっと重くない?」と思ったり。。
逆に、冬に「なんか楽観的すぎる?」と思っていたフレーズが、
夏に聴くと「おしゃれでいいな〜」って感じたり ニューヨーク時代はそもそも全然別のジャンルにハマったり(笑)
これって、気温とか湿度とか、
環境が変わることで、自然と自分の感じ方も変わっているんですよね。
そして、これは季節だけじゃなくて、時間帯でも変わる。
朝の静かな空気の中で聴くのと、
夜の落ち着いた雰囲気で聴くのとでは、同じ曲でも全然違う。
芸術の感性って自分の体感をもっと意識してみるのと面白い。
「今、この時期に、自分はどんな音楽を心地よく感じるのか?」
こうやって自分の感覚を観察することで、
音楽の捉え方もどんどん変わる。言いたかったのは、音楽の美的センスはだいたい決まっていても、自分が信じてやまない「これだ!」って言う音楽性は様々な環境に左右されてるのでそれに気づいた上でこういう時のこれはいいなって感じられるともっと俯瞰的な視点で音楽を捉えられるようになって気がした寒い冬の朝でした(笑) 今年の冬は本当に寒い日が続きますが、みなさんご自愛なさってください。
「もっと音楽を深めたい」「自分に合う曲を知りたい」
そんな方は、気軽に私のサイトからもご連絡ください♪