私がいつも思うのは、演奏するときに、もっとのびのびと、話をするように、笑を描くように行けたらいいなと思います。
それなのに自分も含め実際は、真面目に1泊ずつ音を拾ってるのような日形をしていることが多いです。
初見で弾く場合は仕方がないとしても、すらすら弾けるようになっても、何か、そうしたやり方から抜け出せないのは何故でしょうか。
それは、音楽をフレーズで捉えようとしないからだと思います。
例えば、次のようなベートーベンのメヌエットは、フレーズ(スラー)の上に線を引いてみると感覚が伝わりやすいと思います。
空は見逃されがちでしょですが、このように線を引き感覚をつかんでいただければと思います。
このように先や、模様をするごとにつけていくことで、作曲家によって、時代によって、いろいろな曲の構成の仕方が見えてきます。
それは言い換えれば、リズムの分析をすることでもあるのです。
私は子供から大人全生徒たちに、「絵を描くように弾くこと」と同時に、「話をするように弾くこと」も教えています。