こんにちは、ピアノスクールかなでのカナです。
「マンションでピアノが弾けないんです…」
これは生徒さんからよく聞く悩み。
私も、以前は同じように悩んでいました。
でもある時、
「音がバンバン出せることだけが練習じゃない」
と気づいてから、
考え方が変わりました。
静かにしか弾けない環境だからこそ、
繊細な音を出すトレーニングができる。
そう思うと、
むしろ上達のチャンスかもしれません^^
「小さな音で弾く練習」ってやったことありますか?
これ、実はものすごく難しいんです。
とても小さな音で、隣人に聴こえないくらいの音量で弾く。
すると、自然とゆっくりでしか弾けなくなる。
でも、
この「ゆっくりでしか弾けない状態」こそ、
音の粒をそろえる練習にぴったりなんです。
最初は、
「えっ、こんなにスローで弾くの?」と思うかもしれません。
でも、続けていくとある日気づくんです。
「あれ?いつもより音がクリアに聴こえる…!」
生徒さんの中にも、これを取り入れた人がいます。
最初は、
「こんな練習で本当にうまくなるのかな?」と言っていたけれど、
ある日、
「前より指がスムーズに動くし、音がまとまって聴こえる!」と嬉しそうに報告してくれました。
大きな音で思いっきり弾ける環境って、確かに理想的。
でも、それができなくても練習方法はいくらでもあるんです。
「早く爽快に弾きたい!」という気持ちを抑えて、
とことん地道な練習に集中する。
これ、意外とラッキーな環境ですよ^^
とはいえ、週に一回はしっかり音を出せる場所でも練習してくださいね。
音楽的な練習はあくまで音の出せる環境で。
でも、「マンションだからピアノが弾けない…」と諦める必要はない。
今ある環境で、できることをやっていきましょう^^
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