最近ふと思ったんですが、同じ音楽でも、時間帯によって音の聞こえ方が変わる。
ピアノ練習でいうと、朝弾くと、なんだか曲に気持ちが入らないしとにかくクラシック曲が重い重い。。。。
夜になると、音が澄んでいて繊細に感じる、まろやかで深みのある曲だああってなる 笑
音の響きって、部屋の温度や湿度、空気の流れに影響される。
朝はお外もざわついているし太陽でいい意味でも悪い意味でも十分満たされる!笑
逆に、夜は静けさと薄暗い「ムード」で曲を「そこ」に合わせたくなる。
だから、同じ曲でも時間帯によって違う表情に聞こえる。
夜はその雰囲気があるから練習すると感情を乗せやすい。
特にしっとりした曲とか、ロマンティックな曲なんか、
すごく入り込める。
ただ、その反面……
ナルシスト感が出る危険もある(汗)。
夜の雰囲気に自分に酔いすぎて、
どの曲もこれも「うわ、めっちゃいい!」って思う夜マジック。
これ、コンサートに行ったり音楽を聴いていても同じで、
深夜になればなるほど、
「うわ、芸術性高い…!」って錯覚に陥ること、ないですか?
夜遅ければ遅いほど、
なんでも美しく聞こえる現象。なんなんでしょうねあの夜の突然のアート脳 (笑) ホルモンマジックなのでしょうか? 作には向いてそうですがね。
んーにしてもやっぱり、気をつけたいのは、音楽練習って時間を固定しないことが大事だと思う。(練習の習慣をつけたい人はまずは固定で(苦笑))
夜ばかり練習すると、
「自分の音はめっちゃいい」と思い込んでしまうかも。けどいい意味ではまずムードで音楽的な才能も発揮しやすい。
ただ、朝や昼に弾いてみると、
「え、昨日あんなに感動してたのに?」ってなることも。
だからこそ、同じ時間にばかり練習せず、バラバラな時間で弾くのが大事。それは音楽を聴く行為でも同じことが言える。
時間帯を変えて弾いてみると、
夜には気づかなかった粗が見えたり、
朝には感じられなかった深みが出たりする。芸術の感じ方って本当些細なことで振り回されることが多いのでそれを利用して感じ方を深めてて言ってはいかがでしょうか^^
こういう変化を知ることで、
演奏に対する客観的な視点が育つ気がする。
***
「もっと音楽を深めたい」「自分の演奏を客観的に聴きたい」
そんな方は、気軽に私のサイトからもご連絡ください♪