こんばんは!かなでピアノスクールのかなです。
昨日は 「p(ピアノ)を響かせるコツ」 についてお話ししました。
今日は、
「f(フォルテ)を響かせるコツ」 についてお伝えします。
「f(フォルテ)=ただ大きく弾くのではなく、響きを広げる」
f(フォルテ)は、
「ただ大きく弾く」ものではありません。
響きを豊かにすることで、
音の力強さが増し、
聴いている人にしっかりと伝わります。
鍵盤を叩くのではなく、
「腕の重みを乗せて、音を響かせる」
この意識を持つだけで、
音の質が驚くほど変わります。
フレーズの流れの中でダイナミクスを作る
一音一音で強弱をつけようとすると、
どうしてもぎこちない演奏になってしまう。
大切なのは、
「フレーズ全体でほんの少し音量の変化をつけること。」
例えば、
メロディの頂点に向かって少しずつクレッシェンド。
余韻を持たせながら、なめらかにディミヌエンド。
この流れを意識するだけで、
音楽の表情が一気に変わります。大事なのは「ほんの少し」(このほんの少しの音量調節が非常に難しいのですが (汗)
ダイナミクスをつけるためには、
・ 力ではなく、腕の重みを使う
・ p(ピアノ)は小さい音ではなく、響きを意識する
・ f(フォルテ)はただ大きく弾くのではなく、音を広げる
・ フレーズ全体の流れで強弱をつける
この意識を持つだけで、
演奏がぐっと表情豊かになります。
ぜひ試してみてくださいね。
明日も演奏のコツをお届けします!