こんにちは^_^かなです^_^
次回の続きで今日は、
バッハを弾く際に欠かせないテクニックの練習法をお伝えします。
リズム-2声-カノンの具体的な練習方法です。
2声のリズムの練習をするときに、できれば初めから2声を1人で練習できると良いのですが、まだうまくいかない場合には、
先生と生徒2人の場合は
次のように練習します。
①生徒が上声を読んで、教師が下声を手で打つ。
②生徒が下声を打って教師が上声を読む
(その際、生徒は拍子を数えながらうったり、拍子を振りながら読む方が簡単に入れます。)
1人で2声を練習するには、次のようないくつかの方法があります。
①上声を読んで、下声を手で打ちます。
(よくできる生徒は、上声を打ってした声を読むと言う、上下を入れ替えたやり方をしても良いでしょう)
②下声を数えながら、上声を右手で、
下声を左手で机(またはピアノの2)の上で打ちます。
これも、よくできる生徒は、上声を左手で、下声を右手で打つ練習をします。机などに傷がつかないようならば、右手に鉛筆などを持って、左手を手のひらで打って、上声とした声の音質を変えると良いでしょう。
③もっと能力のある生徒は、右手で拍子を振りながら上声を読み、下声を左手で打つと言う練習をすることもできます。
このようにして2声を練習する事は、ポリフォニーの音楽ばかりではなく、あらゆる音楽活動のための有益な基礎練習となります。
これは、子供たちにとってて取り付きにくいものの1つである、バッハを弾けるようになるためには欠かせないものなのです。
次回はベートーベンソナタでもよく使われる3声のリズムの具体的な教え方、練習方法をお伝えしていきます。